Google運営のYouTube内動画広告、TrueView広告。国内でも出稿する企業は増加を続けています。
再生後5秒経てばスキップできるというその性質から、どうすればスキップされずにブランド認知がなされるかが、出稿企業共通の課題ともなっています。
そんな中、Google社の調査でTrueView動画広告を分析、スキップや企業ブランド認知の傾向を発表したデータがありました。その内容を追ってみます。

まず認知に不可欠な企業ロゴの表示についてです。最初の5秒以内に表示のある広告は、ユーザーへの認知度は高い一方で広告をスキップされる確率も高い、という結果が出ています。そしてロゴは、商品と絡めず単体で配置すると広告想起率が下がる傾向が見られました。

視聴者に好まれる動画広告のテイストについても分析されています。
Google社は「面白い」「感動する」「やすらぐ」などの10種類に動画広告・映像広告のテイストを分類し、どのテイストがよりスキップされにくいかを調査しました。
その結果、「面白い」動画広告が最も長く視聴され、企業認知や広告想起の率も他のテイストの動画より高かったといいます。
次いで評判の良かった映像テイストは、「情緒的」「サスペンス仕様」でした。
このあたりのテイストから、自社にあったもので構成していくとよいでしょう。

さらにこの調査では、BGMの重要性にも言及しています。ただし「スキップされにくい曲」ではなく、逆に「スキップされがちな曲」の傾向が明らかになった形です。避けたいBGMの曲調はリラクゼーション系、アクション系となりました。
ただし、企業認知の面では最初の5秒にBGMの無い映像広告が効果的だったといいます。
これは、最初の適度な「間」によって生まれる注意喚起効果が勝因と見られています。