モバイルデバイスでの動画視聴率は増加の一途をたどり、動画広告・映像広告においてもモバイル画面に最適化したクリエイティブを配信する企業圧倒的多数となりました。併せて視聴シーンにも変化が表れ、通勤・通学中などのスキマ時間が利用されるケースが増えています。

そんな中、配信において効果的なのが「音声がなくても伝わる動画」。電車やカフェなど公共の場でも内容がわかる動画広告・映像広告が求められるようになったのです。
このニーズに応えるかたちで、Facebookは動画広告に自動的に「字幕(キャプション)」を付ける機能を近日中に展開すると、発表しました。始めはアメリカとカナダが対象エリアとなります。
Facebookの調査でも、多くのモバイルユーザーが音を消した状態でニュースフィードを閲覧していることが明らかになっています。またフィード内の動画広告から突然音声が再生されると、約8割のユーザーが広告主・Facebook双方に対してネガティブな反応を示したのだそうです。
これらをふまえ動画広告に字幕を付けたテストでは、視聴継続時間は約12%伸びたという結果が。今回の新機能のローンチにつながりました。
この新機能では自動的に字幕が生成されるため、出稿者が特別な作業をする必要はありません。字幕の編集も、広告作成ツール内で簡単に行うことができるとのことです。

現状この字幕はアメリカ英語のみが対象言語とされていますが、今後の展開から目が離せません。
なお、YouTubeでは既に字幕追加機能が備わっており、一手間かければ誰でもキャプションを入れられる仕様となっています。

自社の動画広告・映像広告がミュート再生でも「伝わる」か否か、見直してみる価値はありそうです。