サイバーエージェント社が今秋に設立した組織、「オンラインビデオ総研」。その名のとおりWEB動画・映像に関する専門組織で、動画広告の新サービス「モーメント配信」の提供を開始したことで話題となっています。では、「モーメント配信」とはいったいどんなサービスなのでしょうか。

「モーメント」という言葉は、マーケティングの世界では「ユーザーの心が動く瞬間」という意味で使われます。つまり「モーメント配信」は、季節や天候、時事ニュースといった日々変化する環境要因によって変化するユーザーの心理に呼応して、その時最適な動画広告・映像広告の運用を行うサービスのことを指します。
具体的には、急に気温が下がった日には「おでん」のCM、初夏の晴れた日には「アイスクリーム」のCMといったように、日々の環境変化に起因して生じる消費需要に応える動画広告を配信する仕組みとなっています。
特定の日や時間帯が指定できるため、ユーザーの購買欲求が高まるタイミングをピンポイントで図ることができるというメリットがあります。
これによりユーザーの性別・年齢といった属性ごとに動画広告の内容を変えて配信するセグメント配信よりも精度の高い広告配信ができるとされ、CTR(広告がクリックされる割合)も飛躍的に改善されると予測されています。
あらかじめ気温ごとに複数のCM制作をしておくことで、セグメント配信のさらに3~4倍のCTRを達成すると見込まれているのです。

動画広告・映像広告の展開に新たな常識を加えるサービス「モーメント配信」の効果に、今後注目が集まります。