動画広告を制作するなら、まずはスマホ再生を想定することが重要です。ウェブ動画配信企業「Ooyala」の情報によると、スマホ(携帯)で動画を見ている日本人は約15%。この割合はイギリス・シンガポールを抜いて世界第一位となっており、毎年増加傾向にあります。

つまり日本の顧客を取り込むには、スマホ対応の動画制作は非常に効果的な戦略となりえるのです。

さらに米国広告会社の調査によると、スマホで動画広告を見た場合、同じ広告をPCで見るより10%以上、視聴者の商品購買意欲が高まったという結果が出ています。

そこで今回は、スマホと親和性の高い動画広告を制作するポイントを整理します。

まず知っておきたいのは、スマホユーザーの視聴時間帯です。同調査によると、日本の「スマホで動画を見る人たち」は、通期時間帯である早朝に動画を見ていることがわかっています。動画広告においても、朝の通勤時間帯にスポットで出すというのも戦略のひとつになるでしょう。

なお、パソコンで動画を見られる時間帯は主に昼間であるということも、調査結果で実証されています。

また、通勤中の情報収集の一環として動画を見るとなると、スマホの画面をわざわざ横にするのはナンセンスといえます。たとえばアメリカでは、「縦型動画」が大ブームとなっていいます。その皮切りとなった再生アプリ「Snapchat」は、イギリスの日刊紙やイギリス大手広告代理店と共に縦型動画制作専門のスタジオをオープンし、CM制作にますます注力しています。

この流れは、動画の代名詞的存在のYouTubeにも波及しています。YouTubeは今夏、Android・iOSアプリで縦型動画への対応を発表しました。それまでスマホを縦型再生する際できていた「両脇の黒い帯」が解消されることになります。

日本でも、LINEの元代表である森川亮氏が縦型動画マガジン「C CHANNEL」を立ち上げています。

デバイスと視聴者の傾向にあった動画広告は、ユーザーの購買意欲を数倍高めることも夢ではありません。

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