動画広告の今年の市場規模は500円億円にも達するとの予測が出ており、その目覚ましい成長ぶりには目を見張るものがあります。中でもスマホ(スマートフォン)による動画視聴の割合は、20代を中心とした若年層の8割以上を占めるという結果が。この流れを受け、多くの企業がスマホ視聴を意識した動画広告・映像広告の制作に力を入れてきています。

さらに調査会社の公表データによると、スマホ向け動画CMとテレビCMを組み合わせることにより、企業のブランディング効果がアップするというのです。
例えば動画・テレビ両方のCMを視聴した人とテレビCMのみの人との商品の認知度では、前者が若干リードしました。さらに商品購入意志を示した人数で見ると、両方視聴した層がテレビCMのみの層の約2.5倍にも跳ね上がったといいます。
消費者心理の側面からこのことを検証すると、テレビで見たCMと同じ商品の動画広告や映像広告をスマホ上でみつけた際に、「テレビでも観たし、この商品は今話題なんだ」という印象を受けるため、おのずと商品のブランド価値も上がっていくという仕組みが浮かび上がります。

関東エリアのテレビCMに目を向けると、出稿企業のうち約2割が動画広告にも出稿しており、出稿量の多い企業上位50社まで絞れば、この割合は6割を超える結果となっています。各方面でトップシェアを誇る企業の多くが、テレビCMと動画広告との相乗効果を確信していることが、この数値にも表れています。

以上のことから、CM制作の際にはスマホ向けに最適化した動画広告・映像広告とテレビCMをセットで捉えると、ブランド戦略において非常に効果的と見ることができます。特に見込み客のクロージングに注力した動画マーケティングを企画している場合には、検討の価値ありです。