近年「モバイルシフト」という言葉もある通り、WEB上の動画広告・映像広告においてもスマートフォン(スマホ)をはじめとしたモバイルで視聴する人口が増えていることは確かです。

しかし年齢別、男女別に見ていくと、現状ではそれぞれの層で傾向は異なっています。

そこで今回は電通社の動画視聴に関する調査結果をもとに、それぞれのターゲット層と利用デバイスとの関係について整理しておきます。

まず全体の傾向としては、視聴デバイスはパソコン(PC)8割、スマホ3割となっています。つまり、広く老若男女をターゲットとする場合には、PCをメインに想定した動画制作で良いでしょう。

ただし若年層がターゲットとなると話は変わり、スマホ対応かつスキマ時間に視聴できる短尺の動画が好まれることが読み取れます。

10~20代の女性はPCよりもスマホの利用が多く、動画も主にスマホから視聴します。

一方で同年代の男性は、全体の中でも動画視聴がさかんなグループです。PC、スマホどちらも使いこなし、自宅、会社、通勤・通学時間とあらゆる時と場所で動画を視聴しているという結果が出ています。動画広告の視聴者数が最も期待できる層と言えます。

30代では男女ともPCからの視聴割合がスマホを若干上回ります。

また、主に10〜30代の若年層では、就寝前に動画を見る人が3割にも上ります。遅い時間に動画を見やすい生活スタイルだということがわかります。

40代から年齢が進むにつれ男女共にPCからの動画視聴がメインになり、50代になると9割がPCで動画を見るという状況になります。つまり中年~シルバー層では、PCやTVの大きな画面でじっくりと視聴できる動画が効果的と推察できます。

なお、一定割合存在するタブレット利用者は、40代男性が最も多いと言われています。

ターゲットに応じたデバイスをベースに動画制作を進めることが、マーケティング成功の第一歩です。