動画広告・映像広告を取り巻く環境は瞬く間に整い、ある統計によれば1日1億人以上がオンライン動画を視聴するまでに市場は成熟したと言います。
こうした流れに伴い、動画制作における事情も変わってきました。従来は短尺の動画であることが基本で、動画視聴開始から1分以上経つと約半数のユーザーが離脱、2分も経てばほとんどの視聴者は離脱しているという状況が通常でした。

ところが最近では、必要な情報がきちんと盛り込める長尺動画コンテンツの重要性が叫ばれ始めました。
これは、NetflixやHuluなどのオンライン動画配信プラットフォームが拡大したことにも起因します。長尺動画コンテンツの市場基盤が、ようやく形成されてきたのです。
今回は、その中でも20分以上の長尺動画広告・映像広告を採用することのメリットについて考えていきます。

まずは購買層の興味喚起から商品のブランド価値、そして具体的な活用方法に至るまでトータルに伝えられるキャパシティがあること。極端・過剰にならず、必要充分の企業やブランドの価値を盛り込めるため、見込み客をクロージングし、ファン化させる布石がきちんと打てるのです。
例えばアウトドアウエアで知られる「パタゴニア」。同社の動画では、製品完成までの過程を30分以上にわたり説明。どれだけ職人がこだわりをもって作っているかが十二分にわかる構成になっています。この動画は30分以上という「超」長尺にもかかわらず、再生回数は42万回を超える大ヒット広告となりました。

これは、広告主がパタゴニアだったからではありません。ある動画広告に関する調査では、0~5分の短尺動画の視聴率は昨年対比で17%増。これに対し20分以上の長尺動画コンテンツの視聴は、50%増という大幅アップを記録しています。
今後ますます広がりそうな長尺動画に対するニーズ。ぜひ制作を検討してみてはいかがでしょうか。