漏斗(ファネル)のように広く集めた見込み客からコアなファンを絞り込む手法、ファネルマーケティング。動画で実践し、濃いファン層を造成していく際に抑えるべきポイントについてまとめておきます。

そもそも漏斗が語源であるファネルマーケティングは、不純物を取り除き「ろ過」するイメージの手法です。つまり映像・動画広告においても、企業の世界観に合わない視聴者の数を減らし、ファンの質を上げるということが目的となります。集客した人の中から濃いファンを作ることで、企業ブランドをより強固なものにしていくことができるのです。

プロモーション動画制作の際まず洗い出すべきは、視聴者が「まだ製品のことを知らない人」「購入を検討している人」「既に購入し、製品を愛用している人」のうち、どこに位置するかということです。ターゲットが「ろ過」のどの過程にいるかにより、制作する動画コンテンツを変える必要があるからです。

まだ製品を知らない「ファネル入口」が対象であれば、広告色の薄い動画コンテンツにします。視聴者にとって役立つ情報や無条件に美しく感動を呼ぶ映像を動画広告としてアップすると効果的です。

購入検討中の「ファネル中央」の視聴者には、他社製品との比較や専門家によるエビデンスなど、納得感の強い内容で構成した動画制作をします。実際の購入者の声を盛り込むのも効果的です。

そして「ファネル出口」、購入客をリピーター化し、濃いファンへと昇華させるには、継続的な情報提供が重要となります。具体的には、「FAQ動画」「取扱説明」「フォローアップ・活用法」「新製品紹介」といったコンテンツが挙げられます。顧客に対し信頼が蓄積されていくことで、高額商品購入のハードルを下げる効果も期待できます。

ファネル手法に基づき費用対効果の高い動画広告が制作できれば、動画マーケティングは成功といえます。