動画広告の担う役割は、最後まで視聴してもらうこと。それによって伝えたい情報やメッセージが完結するからです。より多くの視聴者に動画を最後まで見てもらう事は企業・制作者の使命のひとつです。

米国マーケティング会社の調査によると、1分未満の動画では、約60%の視聴者が最後まで視聴しているという結果が出ました。その一方、5分以上の動画では、動画の冒頭で早くも3分の1ほどの人が離脱し、最後まで視聴するのはわずか30%程度であることがわかりました。つまり視聴者側からすると、動画を最後まで見るかどうかは最初の数秒で判断し、次の瞬間には動画尺そのものから、続きを見続けるかどうかを決めていると言えます。

このことから動画制作の際に注意したいのが、サービスの魅力を詰め込もうとするあまり、やみくもに長尺にしないことです。以下、動画広告の目的別に推奨される尺をまとめておきます。

【プロモーション:1分未満】

幅広く、多くの視聴者を取り込むことを目的としたプロモーション動画であれば、企業の広告やプロモーションのための動画コンテンツは、長々と説明の続く動画は敬遠されがちです。一般的なテレビCMをイメージし、15秒程度でも良いくらいです。長くても1分を越えないようにすると良いでしょう。心理的にも、動画時間の表示が「1:00」よりも「0:59」とある方が、気軽に再生しやすくなります。

【ユーザーの声、インタビュー : 1~2分】

実際の消費者や企業の代表の言葉を直接伝えることで、見込み客に購買を促す効果が見込めます。視聴者も企業や商品への理解を深める目的で再生しているため、長すぎずにしっかりとエッセンスを凝縮できる1~2分がおすすめです。

【ファン専用動画:3分以上】

企業と視聴者との関係性が築けているなら、長尺で濃い内容の動画は非常に効果的です。動画配信を通じ、定期的に自社サイト訪問という流れが作れたら理想的です。