スキップできるタイプの動画広告の場合、企業側にとっては「視聴されないのでは」と危惧するのが自然な心理かと思います。特にYouTubeの冒頭動画広告では、スキップできるようになるまでの5秒間以降も視聴される可能性は、非常に低いと考えるかもしれません。
ところが、実はこの動画広告・映像広告のスキップ率は、徐々にではありますが減ってきているのです。実際の調査の結果を見ていきましょう。

アメリカ企業の調査によると、インターネットを利用する18歳以上のうち5分の1が、動画広告のスキップについて「ほとんどしない」と回答しているのです。また、「内容次第ではスキップしない」と回答した人も約4分の1の数に達しました。これらを合計すると、全体の4割を超える人が、動画広告・映像広告を最後まで見る可能性があるということが数値に現れました。
さらに別の機関による今年の調査では、YouTubeの始めに流れる動画広告を「最後まで見たことがある」と回答した人は全体の約3割。昨年の同内容の調査結果より1割ほど増加しています。なお、「最後まで見たことはないが、動画広告は見た」と答えた人や全体の約半数にものぼり、昨年に比べ微増。全体を見ると、「動画広告」であることを認識したうえで視聴しているインターネットユーザーは、約8割ということになるのです。

動画広告・映像広告を受け入れるインターネットユーザーの割合は増加の一途を辿っていることから、企業はよりインパクトの大きなCM制作を進めることで、見込み客が増やせると読み取ることができます。「スキップされるまでの5秒」に勝負をかけた動画や映像も効果的。企業ブランディングのための動画広告、展開の機は熟しつつあります。