YouTubeの動画広告の中でも動画視聴前に配信されるタイプの広告を「インストリーム広告(プレロール広告)」と呼びます。視聴者は開始5秒後以降であればいつでも動画広告をスキップすることができます。

YouTubeは2012年に「インストリーム動画広告」に関する調査を実施しました。スキップできない動画広告を見た人とスキップできる動画広告を見た人のどちらも最初の5秒間でファン層からの指示を得やすいことがわかりました。

動画製作、CM製作において最初の5秒間でいかに視聴者の興味を引き付けることができるかということがとても重要だということがわかります。

その成功事例として、アシックスのCM広告やスーパードラッグのCM広告、映画「死霊のはらわた」などが挙げられます。最初の5秒間で視聴者の心をがっちり掴んでしまうのです。最初の5秒間で興味を持った方は最後までCM広告を見てしまうということです。

そして更に、CM広告の究極の形とも言える広告が誕生しました。

それはスキップボタンが表示されるまでの5秒間でCMが終了してしまうのです。フォードやAudiのCM広告が代表的な例と言えるでしょう。

この5秒完結CMには思わぬ効果がありました。それはYouTubeのインストリーム広告では視聴者が動画広告を操作または、30秒以上視聴して初めて料金が発生するのですが、動画広告自体が5秒で完結している為、スキップせずに30秒以内で全ての内容を見てもらえるので広告料が安く済んだという点です。

このようにCM製作サイドは広告を載せる媒体のことを知り尽くし、活用しています。この点に注目してCM広告を見てみると新たな発見に繋がるかも知れませんね。