静止画と動画を組み合わせた映像広告・動画広告である「シネマグラフ」。アメリカの写真家(Kevin Burg氏、Jamie Beck氏)によって編み出された話題の手法です。
今回は、この人を惹きつける不思議な魅力あふれるシネマグラフの実態について迫ってみましょう。

まずループ再生でも違和感なく表現できるシネマグラフは、バナー映像広告として配置した場合、そのクリック数は静止画の5倍以上にもなったというデータが出ています。国内事例で代表的なのは、パナソニックのカメラ「Lumix」のシネマグラフバナー広告。クリック数が静止画と比較し60%向上したそうです。

さらに注目すべきは、シネマグラフによるメール内動画広告。これはサイト流入率の上昇につながります。ただしメール受信者の環境を加味し、データの形式には留意しましょう。GIFアニメーションであればほぼ確実です。

そして何より、このようなシネマグラフのコンテンツ作りには、ストーリーの展開が不要なことが大きなメリットとされています。これまで映像広告・動画広告を使った広告展開に取り組んでこなかった企業にとって、これは朗報と言えるのではないでしょうか。

InstagramやFacebook、TwitterといったSNSとの親和性も高く、今後ますますユーザーの目に留まりやすくなることが確実なシネマグラフによる映像広告・動画広告。
今後も多くの企業によるユニークなシネマグラフが制作されていくことが期待され、制作や出稿のハードルもどんどん下がっていくことが予想されます。