iPhone6sにも搭載されたiOS9の広告ブロック機能を使うことで、ウェブページの表示速度が約4倍に、通信料も約50%節約できることがわかりました。

広告と追跡をブロックするアプリ「Crystal」を使って実験を行ったところ、10ページ分のロード時間が広告ブロックを使うと74%も短縮できました。

現在広告ブロック機能を使う人は約2億人にまで急増しており、このことで起こる全世界の損失は218億ドルにも上ると試算されています。また広告ブロックにより失われる広告収入は約2.7兆円にも上るといわれています。

この全世界に多大な影響をもたらすiOS9の広告ブロックアプリの標的はAppleのライバルであるGoogleであると噂されています。実際にこの機能をオンにするとGoogleの広告は消え、更にはGoogle+のソーシャルボタンまで消えてしまうそうです。

このような動きがやがて映像広告や動画広告にも影響が出てしまうと、利用者としては時間の節約になると考えられますが、そのプラットフォームを提供している会社の経営は傾き、やがてはYoutubeなどの動画配信会社が事業を縮小するといった動きを見せるかも知れません。

そうなってしまうと時間の節約どころか映像や動画を楽しむという環境自体無くなってしまう危険性があります。

Googleも広告をブロックする機能を無効にするなどの対策を取っており、広告を巡る争いは今後激化することが予測できます。