サイバーエージェント社の調査によると、2015年の動画広告市場は506億円と、昨年対比162%もの飛躍を遂げたそうです。特にスマートフォン向け動画広告は主流となりつつあり、2015年で全体の46%、そして今年2016年には過半数を占めることが予想されています。

こうした背景から、動画広告・映像広告における各社の動きにも注目が集まります。
日本を代表するスマートフォン向けサービス「LINE」は、音楽ライブ等がリアルタイムで視聴できる「LINE Live」の配信開始で2015年の動画市場に一石を投じました。
今後は企業の動画広告を見るとLINE独自の「フリーコイン」がもらえる制度をより拡大していくそうですLINE。もらったフリーコインはLINEスタンプの購入に利用できるため、この制度の利用者はますます増加することが予測できます。
「facebook」社も引き続きモバイル広告への注力を宣言しており、2016年はユーザーの属性・行動に合った広告配信システムがさらに進化することを示唆しています。
またAOL社のデジタル広告市場予測によると、2016年にはスマートフォンとの相性の良い縦型動画視聴が増加するとしています。Snapchat、Periscope、Vineなどのソーシャルメディア・アプリの人気上昇も後押しているのです。

さらに同社は、2016年を「モバイルエクスペリエンスの年」と命名。モバイル環境でコンテンツの読み込み時間短縮の必要性を提唱しています。スキマ時間に素早く動画を視聴したいユーザーにとっては、待ち時間はたとえ10秒であっても長く感じるもの。
「より速く、より便利に」が前提であるスマートフォンに求められる機能は日々高度化しており、デスクトップでの視聴が主流であった年には見えなかった課題も出てきています。