B to B事業を展開する企業における動画制作では、印象に残るストーリー展開だけでは十分とは言えません。今回は顧客企業に「一緒に仕事をしたい」と思わせる動画広告とはどのようなものか、整理していきます。

まず基本となるのは、同業他社との差別化を図ること。ある調査では、B to B企業のマーケターの7割以上が、情報収集に動画コンテンツを活用しているという結果が出ています。さらに約2/3のB to B企業が、商品・サービスを探す際に複数社から検討するそうです。

このような背景から、クオリティが高くコンセプトが明確、そして印象的な動画広告を掲載している企業が有利なのは、言うまでもありません。自社のブランドストーリーをきちんと語っている動画制作が、信用構築のうえで最も重要となります。

動画制作が完了したら、それが検索上位に上がる工夫をします。SEO対策として、動画タイトルや付属情報に適切なキーワードを設定しましょう。

最後に、購買行動につながる仕組みをきちんと作ることです。FacebookやYouTubeをはじめとしたSNSによる動画広告の拡散は口コミのコメントも集まるため、効果的な手段ではあります。しかしその後オウンドメディアのトラフィック数を増やさなければ意味がありません。この場合、自社ホームページを作っておくことは大前提となります。その上で、制作した動画に自社ページや商品ページ、メルマガ会員登録ページなどへのリンクを貼って、視聴者を次の行動へと促します。

なお、動画広告のSNS掲載については、対象エリアの限られる地方の中小企業にとってメリットの少ないことと捉えられがちですが、こちらも掲載をおすすめします。有益な情報発信を兼ねた動画は全国からファンや口コミを集め、それが目に見える形で表示されるため、結果的にターゲット顧客に対する信用度アップにつながっていくからです。