ネット販売を取り扱う企業にとって要となるのはECサイトの充実。特に専門的な商品である場合、その特長や使用法をいかに正確に魅力的に消費者に伝えるかがポイントとなります。ECサイトに動画広告を組み込むことは、従来店頭販売でしか実現しなかった「対面説明」ならではの良さを手に入れることにつながります。

米国Brandon Gailleの調査によると、ECサイトに動画広告を活用した際に生じるメリットは非常に多く、そもそもサイトの滞在時間自体が2分以上長くなるという結果が出ています。続いて動画広告なしのサイトに比べ購入率が64%アップ、コンバージョン率も30%アップしたとのデータも。また意外かもしれませんが、約6割の高齢者は、テキスト情報を読むより動画広告を見る方が良いと答えています。

日本でECサイトの動画制作により成功している企業のひとつに、「カメラのキタムラ」の株式会社キタムラが挙げられます。専門店ならではの商品情報の多さを活かし、商品ごとに動画を埋め込み、カメラの特徴であるシャッター音、液晶の見え方、グリップの質感などを店員が伝えるスタイルをとっています。

これによりECサイト内だけでなく消費者がSNS上でシェアすることも増えたといいます。ある商品の再生回数が急激に増加したときには、その結果を他の商品に反映できるのもこの動画広告のメリットです。またキタムラ社のように実店舗も構える場合には、動画広告がそのまま社員教育の教材ともなりえるでしょう。

商品のストーリーや想いをダイレクトに伝えることができるのも、動画広告・映像広告の良さの一つです。従来の企業イメージを払拭した商品や意外性を打ち出した商品をリリースする場合にも、ECサイト上で動画広告を活用することは非常に効果的と言えます。