米国Facebook社はこの度モバイルアプリ内限定で、まったく新しい広告フォーマット「キャンバス(Canvas)」の展開を開始しました。フルスクリーンのこの「キャンバス」は、インタラクティブでよりリッチな表現も可能にすると言います。いったいどのような仕組みなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

まずは「BURBERRY」による活用例。同「キャンバス」広告内の「クリエイティブキャンバス」では、広告をタップすると全画面表示になり、動画や映像、テキストなどの要素を自由に組み合わせて構成することができるのです。つまりユーザーが自分の好みで画面をスワイプしたり、好きなアングルで360度動画を楽しんだりできるということ。一般のモバイルサイト以上の表現が可能であるため、視聴者をブランドの世界にしっかりと引き込むことができるのが特徴です。

なお、テスト段階でこの「キャンバス」を利用したCarnival Cruise Lines社の効果測定によると、広告をタップしたユーザーの半数が最後まで閲覧し、平均サイト滞在時間も約2分半という広告にしては珍しいほどの長さを記録したそうです。
このCM制作を手がけた担当者も、「スマートフォンというハンディな舞台の上で、ユーザーにとっては非常に没入感の高い体験を提供できるようになった」という好感触を得たようです。通常のモバイルサイトよりも10倍速いローディングも、高評価を得ました。

従来「モバイル広告」というと、クリックした後の遷移先がモバイル仕様になっていなかったり、読み込み時間が異様に長かったりと、その親和性の低さに疑問の声も挙がっていました。
こうしたユーザーのフラストレーションを解決し、期待のさらに上をいったfacebookの新サービス、「キャンバス」。動画広告・映像制作を検討している企業に朗報です。