高精細度テレビジョン放送(HDTV)が始まり、画素数や画面サイズなどが変わり臨場感溢れる映像となりました。

ハイビジョンであるHD画像に対応した業務用VTRがHDカムです。

ハイビジョンは1920×1080画素数で画面サイズは16:9なのに対し、HDカムは1440×1080画素数なのでデータ信号を全て記録できません。そのため4:3の画像を引き伸ばして使用しています。データ信号を別の形式に変換することができ、ダウンコンバートだけでなくアップコンバートにも対応しています。

ベータカムとの互換性を持っている機種もあり、ベータカムのテープを再生することができます。

テープの幅は2分の1インチで、録画時間はSカセットで40分、Lカセットで124分とベータカムのテープとよく似ています。

映像ビットレートが144Mbpsから440Mbpsへと約3倍に増えたHDカム-SRは、ハイビジョンと同じ1920×1080画素数で収録することができます。映像ビットレートの情報量が増えたことで、より高画質となりました。通常データ信号は4:2:2に対し、HDカム-SRは4:4:4のフォーマットとなっています。

全て同じ情報量を持つので映像を加工・編集する際に不具合がありません。

音声トラックは24bit/48kHzで12chまで対応しているので、映画だけでなく放送マスターとしても使用されるようになってきており、幅広い分野での使用も期待されることでしょう。

 

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