世界最大の動画プラットフォームYouTubeで、いまや欠かせない存在となっている「YouTuber」。彼ら・彼女らは独自に制作した動画を次々と配信し、世界中の多くのユーザーが「チャンネル登録」して継続的にその動画を楽しんでいます。
アメリカの調査では、10代の若者にとって「影響力のある人物」の上位5人をYouTuberが占めるほどの人気です。
今回はそんなYouTuberを活用した動画広告について考えてみます。

事例として、北米日産の「スーパーボウル」のCMを挙げてみましょう。
CM制作を子育てに奮闘する父親YouTuber たちに依頼。ワーク・ライフ・バランスを大切に、家族の生活を豊かにする父親を前面に押し出した動画広告を展開しました。
動画には日産の車が登場しないものも。家族ストーリーが描かれていればよく、動画の最後に日産のスポンサードCMの本編へ誘導する方式がとられています。
これは世界中で拡散され、2,200万回以上という再生回数をマーク。スーパーボウルと共に爆発的な盛り上がりを見せました。

国内では、「はじめしゃちょー」によるレオパレス21の動画広告。自身もレオパレスに住む彼が、企業側から提案され配信されたCMです。CM制作のセオリーに縛られない自由な発想が受け、再生回数を伸ばしました。

このようなYouTuberとのコラボレーション動画広告を制作する企業は、現在急激に増えています。
YouTuber たちはYouTubeの特性を知り尽くしており、拡散されるための秘訣を盛り込んだ動画広告を制作します。
さらに企業にとっては、俳優を起用するより制作費が大幅にカットでき、かつある程度波及効果が見込めるという大きなメリットがあるのです。

YouTuberとタッグを組んだ企業の動画広告。今後の動きにも注目です。