1960年代から日本の家庭にもどんどん普及していったテレビは、私たちの生活を大きく変化させました。
企業の広告においても、それまでの新聞や雑誌といった紙媒体の広告の何倍ものお金をかけてテレビ用のCMが作られてきました。
電通や博報堂といった広告代理店が企画を作り、弊社ダブリュをはじめとしたCM制作会社が実際の制作にあたっています。
CMのアイディアなどを考え出し企画をまとめるのはCMプランナーといわれる人たちで、主に広告代理店に所属しています。
一方、実際に撮影したり音楽をつけたりするのはCM制作会社の人たちで、制作会社によってさらに専門分野に分かれている場合もあります。
15秒~30秒といった短い時間の中でいかに効率よく、印象的に商品を紹介していくかに多くの予算と時間、そして優れた才能が投入されてきました。
CMソングという分野が生まれ、コピーライターが才能を発揮する場として、CM業界は急速に発展してきました。
大企業の新製品や新しいシーズンごとのCMなどは常に発表されていて、その状態が普通になっています。
最近では、地方公共団体が自分たちの県や市などをPRするCMを作ったりして話題になっています。
そして近年は、CMの媒体の主流は、テレビからインターネット上に移行しつつあると言われています。
インターネットに集められたビッグデータの解析により、WEB上の広告は、より的確にターゲットに届けられるというメリットを持っています。