動画コンテンツを含むページは、検索結果で優遇される傾向にあります。この流れから、企業ホームページは動画広告をはじめとした動画制作とセットで考えられると良いでしょう。
そして動画制作を終えアップする際に重要なのは、検索結果での上位表示を狙う「動画SEO」対策です。
「テキストが入らない動画に、なぜSEO?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。確かに、検索エンジンに認識されるためにはテキスト情報が必要です。
この疑問に対する答えは簡単で、動画コンテンツにも「タイトル」「説明」「タグ」といったテキスト情報が存在するのです。動画SEOにおいても、検索エンジンに読まれているのはそれらの文字情報というわけです。なお検索エンジンは、動画を掲載しているページ内のテキスト情報も参照しています。「Googleキーワードプランナー」等で検索ボリュームの大きいキーワードを決定し、それを動画広告の情報やホームページ上の各テキストに盛り込むと良いでしょう。
さらに、動画広告はYouTube にもアップされることをおすすめします。1日30億人以上のユーザーが視聴するYouTubeは世界で2番目に大きい検索エンジン。とてつもなく大きな集客能力を持つのは明らかです。
最後に、検索エンジンは良質なコンテンツを検出し、上位に表示させています。
良質なコンテンツとは、「ユーザーにとって有益な情報」を指します。つまり、多くの人が求める適切なキーワードを盛り込み多くのユーザーを取り込むことで良質なコンテンツとしての認知度が上がり、より検索されやすくなるという好循環を生むことができるのです。
また、今後は動画SEOにおいても、動画内の音声データをテキスト化して検索評価するといった方向に進んでいくと言われています。
テキスト情報を工夫したテクニックに加え、動画制作の際にはナレーション等の内容や展開にも十分留意していただきたいと思います。