画像にはHD素材やVJ素材などと呼ばれる映像素材があります。
動画を制作や編集・加工などをしない人にとっては聴き慣れない言葉だと思います。
HD素材とはHD画質で制作された動画のことです。
HDとはHighDefinitionの略でテレビ画面にある垂直方向の走査線が650本以上あるものをいいます。
ハイビジョンというと馴染みがある方も多いと思います。
SDと呼ばれる今までの標準画質は720×480以下、ハイビジョンであるHDは1280×720以上、更にフルHDでは1980×1080となっています。
SDをフルHDで表示する場合、約4倍に拡大しなければなりません。
そのまま拡大しただけでは画質は粗く眠い映像となってしまいます。
SD画質をHD画質の映像にするには、輪郭や発色を加工しノイズリダクションを行うアップコンバートの作業が必要となります。フルハイビジョン対応のビデオカメラも普及し、動画制作をする人が増えてきている現在では、風景や人物、CGなど幅広い種類のHD素材があります。
テレビやWeb動画での宣伝やデジタルサイネージにも活用でき、企業のプロモーションビデオやブライダル業界から注目を集めています。
HD素材は一度購入すると何度でも使用することができ、加工や修正をすることもできます。
無料でダウンロードできるものもあり、動画制作のクオリティーは高くなっており、映像ビジネスの一つとして多く広まることでしょう。